斎藤一
掲載日:2002/05/09

文久3年8月下旬

◆ 米屋の押し込み強盗を討ち取る

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■ 参考文献
・新選組戦場日記

■ あぁビックリ

四条堀川西へ入る所にある米屋。そこに鉄砲を持った三人組が押し込み強盗に入った。

夜八時頃に備前藩警備の場所より新選組に通報があり、直ちに駆け付けたのが 斎藤一、永倉新八、平山五郎、中村金吾、山野八十八の五人。(本当は新八さんのお名前が一番最初に書かれていました)

門口に向かって中を伺うと蛍のような火が見える。どうやらこれは火縄銃の火だったようですが、彼らは賊が鉄砲を持ってるなんて全く知らなかった模様。

「五人中に入ったところ、一発打たれ大いに驚いたが怪我は無く、抜刀して少し戦って、ついに賊を討ち取った。」
メデタシ、メデタシ...なんですが、この押し込み強盗の押し込みとは一体何ぞや?ただの強盗ではなくわざわざ家に押し入って(押し込んで??)てこと?まぁ何が何でも奪ってやるぞという押しの強い強盗(消極的で謙虚な強盗というのもなぁ...)さんですね。
まぁともかく、そんなのが三人組ですよ、あなた。しかも鉄砲を持ってるの知らなかったとは言え、蛍のような火が....って気づいてんですよ、ねぇあなた。もう、暗〜い中にそんな火が灯ってたら見るからに(つか読んでるだけで)怪しいじゃないですか。そこへ!うっかり入って打たれて大いに驚いたはなかろう。

大の男が五人、大いにビックリしている姿を想像すると笑ってしまいますが、強運というか何と言うか、怪我が無くって良かった、本当に。ここでやられていたらこんなサイトは無かったですものねぇ。

このときの戦闘で中村金吾と平山五郎が負傷しました。また、朝廷からご褒美を賜ったそうです。




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