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伏見奉行所の跡は、現在団地になっています。こういう目印が建ってないと、ちょっと想像できないくらいに、のどかな生活感の漂うところです。 新選組がはじめて敗北を味わったのがここですね。といってもなんだか想いが其処へ飛ばない・・・。 兵の数では3倍強でありながらも、幕府軍が苦戦したのは、薩長軍の近代兵器、特に火力のためだといわれていますが、あっという間に火の海になったというこの奉行所の辺りで新選組は土塀を乗り越え、敵陣に突っ込むというイカシた攻撃でがんばったそうです。いろいろな資料や小説を読むと、そういった話に永倉や島田等は出てくるのですが、我らが斎藤はちっともでてきません。何してたのかしら。まさか、酒蔵で飲んだくれて(火の海でか?)た訳じゃきっとない。 きっと何処かでがんばって戦っていたはずだ。特にこの戦いで新選組は局長の近藤と、一番隊組長の沖田を欠いている、そんな時に飲んだくれている(まだ言うか)斎藤ではない。 |