掲載日1997/06/27
最終更新日1999/3/9

肖像画について語ろう

ずっと謎だったんだ、あれ・・・

解説はいらない、早く見たい!という方はこのページの下の方にリンクボタンがあります。

初めて私があの肖像画を見たのは、中村彰彦氏の「激闘!新選組」の巻頭写真で、約4年程前のことでした。思わずうひょっと言ってしまったのは置いといて、第一印象は、「老けてるぞ・・・」でした。だって、山口次郎 24才って横に書いてあるんだもの。どう見ても20才位は上に見えたんです、私には。更にもう一つ「なんか変な髪型だなぁ、えっ、ひょっとして・・・ヅ、ヅラ?(あぁ、ごめんなさぁい)以来、誰にも話せず、問うことも出来ないまま月日は過ぎていったのでした。

でも、私好きなんです、あの顔。(あぁ、なんか すっげ−失礼だよ、この辺) なんて言うか、意志の強さとか、潔さとか、真っ直ぐな感じとかが、その目に、耳に、そして唇に、そこここに現れているではありませんか。少し 得体が知れない感じもするけど、見つめていると胸に湧き上がるこの暖かな気持ち、「お帰りなさい、あなた」(お前 何者)みたいな。

最近、肖像画の不評を そこらで聞いたり、見受けたりするんですが、それはちょっとあんまりよと思ってしまう私です。確かに整った美形ではないですけど、男の顔って 他にも見るべきところがあるハズ。そんなこんなで念願の白虎隊記念館に足を踏み入れた私。

かの人の肖像画は、2階にありました。周りに隊士達の鎖帷子やらいろんな物を携えて。「かっこいいじゃん」と私。本で見るよりも、ずっといい(私だけでしょうか?)。それと、本では胸位までしか写っていなかったので、大分がっちりしてるなというイメージだったんですが、脇の辺りを見ると割と痩せてます。変わった服だなと思っていたのは鎖帷子でした(だから余計 がっちりして見えた)。

ガラスにひっついて、じぃっと見つめる、あぁっ、あれ メットかぁ。そう、あのちょっと妙な髪型、あれは鉢ガネというか ごく小さなつばのついたヘルメットみたいなものを被っていたんです。(もしかして気付いてなかったのは私だけか?)あぁ、謎が解けた、ヅラなんて言ってごめんなさい、斎藤さん。で、メットを取った姿を勝手に想像してみる。やっぱりかっこいいじゃん。なんかとても好ましい、味のある男。なんて頼もしい。それに何とも言えない愛敬があるし。(おい・・・)とりあえず写真を撮りました、もちろん ご覧になりたい方のためにリンクボタンも下に、ほら。

あくまでも 鉢ガネの図

ちなみに、隠れている髪型を推測してみました。メットを被っている感じから、髷(まげ)は結ってなさそうです。しかし、僅かにみえる鬢(びん)の辺りの髪の流れを見ると、きれいに上の方に流れているので、きゅっと後ろで縛っている感じがしなくもない。あるいはジェルでびしっと整えたような感じ。多分、髪は切ってしまって、チョコっと後ろで結んでいるのでしょうかね。(そんな髪型の男が当時いたんだろうか)

さて、それでは老け顔は如何に?でもこれは残念ながら、この段階では判断しかねます。が、1階にある白虎隊士達の肖像画(確証は無いですが、同人物が描いたと思われる)を見るに、どうもみんな年齢よりずっと老けて見える。昔の人は皆こうだったのか??そして翌日、鶴ヶ城で白虎隊の別の肖像画(カラ−)を見て はっとする。若い、若いぞ。ということは、白虎隊記念館の肖像画を描いた人物の、描写手法によって老けてみえるのでは。

ただし、鶴ヶ城に展示してある肖像画は、多少若く見え過ぎる気がします。というのは、松平容保の肖像画を見るとよく解るのですが、ややふっくら目で、柔らかく描いてあるんです。これは、この肖像画の基になった写真が、私の目に焼付いているため、そんなに的外れな意見では無いはず。だとすると、本物の斎藤さんは「斎藤一 事 山口次郎 24才」の肖像画よりは もう少し若く見えたかもよ、という結論に達するのでした。(あまり役に立ってないぞ、お前)

さて、上記の鎖帷子がなぜ太字になっているかの説明を。(しくしく)白虎隊記念館で私は、「写真でみる会津戦争」新人物往来社(3,800円が2000円になってた (^^;)という本を購入したのですが、(私はこれを後で読んで知った)なんとこの本には、山口次郎着用の鎖帷子が載ってるではありませんか。しかも例のヘルメットも一緒に。

デザインからしてこれは間違いなく肖像画の時に着ているものです。斎藤さんの肖像画のところに展示してあった、あのいくつかの鎖帷子。あれは、ただ単に新選組隊士が着用したみたいな感じで飾ってありましたし、肖像画の周りを取った写真を、今になって見てみても同じ物は見当たらないんですが。もしかしたら、1階とかに展示してあったのかな。だぁっっ、ちゃんと表示しておいてよぉ!(見て気付けよ)

いや、もちろん決して疎かに見た訳ではないんですよ。だって、隊士達が着用したものですもの、それぞれじっくり見ましたとも。でもね、斎藤さんが着用したと知ってたら それは それは見方が違うじゃぁないですか。あぁ、なんてこった、ぬかったわ。ということで、これから行かれる皆さん、斎藤さん着用の鎖帷子、展示してあったらじっくり私の分まで見てきてね(しくしく)。そうそう、あのメットの大きさからして結構 頭小さそうです。(^^;

ってわけで、しっかり見て来てくださった稲葉さんの鎖帷子レポートもお楽しみください。

さてそれでは、心の準備ができた方のためのリンクボタンをご用意いたしました。
サイズの違う肖像画をご用意しました。7枚(バカ)撮った中で写りの良いのを2枚選びました。
ブラウザで見るとあまりきれいに見えないようです。画像自体は結構良かったのに・・・。

実物の方が絶対良いです

まずは小さく(9KB) / こちらややでかいです(75KB)



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