ちゃちゃ之三

■ 巻之十九 ■

● 第百六十三幕 「終焉への序曲」

だが その「答え」が戦いの果てに 最も残酷な.....
斎藤、最後のページに1コマだけ出て来てますね(煙草吸いにか?)。この辺からだんだん過去の回想になっていくので、彼の新撰組姿がまた見られる訳ですね、客寄せパンダっぽく ちびちびと...。

■ 巻之二十 ■

巴がいい
いい味だしてますね、巴。(結構好きかも。)巴といると剣心(抜刀斎かぁ?)も まぁいいかと思えてくる。

● 第百七十幕 「追憶ノ六−激動・元治元年−」















新撰組凱旋!!
池田屋のハナシになったので、あぁ 一体どんな風に斎藤 出てくるんだろうと思ってたら、いきなり凱旋(爆) でも まあ、池田屋では斎藤はあまり活躍したという記録は無いし、仕方ないか。あ、いたいた 行列の中に ちゃんと歩いてるよ、隊服着て(くすくす)。 鳥羽伏見の戦いの時よりもポニーテールにされた髪の量が多い....、しかも真っ直ぐに切り揃えられている。あぁ、でもこの後ろから見たスダレ、いつもながらかわいい。
ニィ・・
この顔、イカス.....。剣心の傍にいた人達はさぞかし恐ろしい思いをしたことだろう。振り返って あの顔でニィだもの。(ほぼ10年も前なのにちっとも若くないのね。)それにしても、うなじにまで血飛沫を浴びてるとはあなどれん。でも何故、斎藤だけが抜刀斎に反応したんだろう?
「どうしました 斎藤さん?」「いや...何でもない 沖田くん」
この二人の会話ってどうしていつも こんなにも ほのぼのとしているんだろう。血まみれだろうが、敵と対峙しようが、二人のまわりだけ柔らかな陽射しを浴びているかのような和みモードである。斎藤も沖田くんと話すときは必ず例の人畜無害な細目顔だし.....。いつもお互いを気遣い思いやっていて(?)、ああ斎藤にもお友達がいたんだなぁと胸を詰まらせる瞬間である。
抜刀斎の気配には気付かなくても、斎藤のニィに気付くなんて、私は貴方がいとおしいです、沖田くん。
「あの男...長いつき合いになりそうだ.....」
これは剣心の台詞?何故そんなことがわかる?一体 何を感じたんだろうか。まぁ、今では二人 十年来の知り合いなので、大当たりなんだけど。でも、ゆくゆくは茶飲み友達....なんてのはイヤだな。
桂さん...
手拭いを被って、筵に巻かれた桂さんを見て、一瞬 斎藤?ってな気がしてしまった。
この橋の上での巴と剣心の「死ガ二人ヲ分カツマデ―――...」というのは、なかなか印象的な場面です。

● 第百七十二幕 「追憶ノ七−田園にて−」

浅葱色のダンダラ羽織の狼の群れが志士を狩る毎日
組長.....先頭に立ってますねぇ
やや、斜のかかった回想のコマだが、斎藤と言うのがはっきりとわかる(スダレとか左手に持った刀とか、頬のコケかたとか)。やはり先頭に立ってスパスパとやってしまうのね、彼(しかも、首飛ばしてるし....)。そういえば、ぽんぽん付きの羽織の飾り紐が見えないけどはずしちゃっているのかなぁ。あれ、かわいいのに。

■ 巻之二十一 ■

● 第百七十九幕 「追憶ノ十四 −そして時代は流れ−」

ニイィ
こ、このニイィは違うっ、斎藤じゃあない(牙があるぞ...)、あぁやっぱり志々雄さま!そうか、燃される前から志々雄さまは炎を統べる男だったのね。ならば雪の降る中、方肌脱ぎでも寒くはあるまい。
「退けば命は助ける、退かねば...。」by 抜刀斎
敵前逃亡は士道不覚悟で切腹の新撰組隊士達。なのにそのビビリようは何?情けない.....。しかも斎藤が出てきたってことは三番隊なのか?ちょっと悲しいぞ。三番隊士だったらばやっぱ、「人斬り抜刀斎は俺がとる」「いや俺が」と 揉めて、最後は斎藤にもっていかれるってのが らしくっていいんじゃないだろうか。
「只者じゃないと睨んではいたが... やはりな...。」いよっ、組長!
これが斎藤と剣心の最初の闘いなわけですね。私は一度でいいから、斎藤が右手で抜いた刀を左手に持ちかえるところが見たいです。構え、と言っても刀と手しか見えないけど、やはり牙突の構えなんだろうな。相変らず指先が美しいぜ。
あれ?
牙突かと思ったら右手が刀の切っ先とほぼ同じくらい前にせり出している。抜刀斎とこの距離でその体勢ということは、これは牙突ではないのか?それともまだ開発中の牙突なのか?(そう言えば 構えたときの手と刀の感じが違うもんな)斎藤が一生懸命、牙突を練習している姿ってきっとかわいいに違いない。ひとりでシャドウ牙突?




● 第百八十幕 「夜が更けて...」

戦い抜き そして消滅する
慶応四年 戊辰戦争
晋作さんの三味線に対抗するかのように 刀を肩に担いだ斎藤がかわいいな。斎藤はこの鳥羽伏見の戦いで腕を負傷したはず....。敗走して船で江戸を目指す気持はどんなだったろうなと思うととても悲しい。辺りを見渡せば、見知った顔がいくつも居なくなっていて.....。キッとした眼差しで一点を見つめ俯いているこの姿がなんかいとおしいです。この後の彼は新撰組隊長として会津で数多の死地を(彼曰く、修羅場ね)くぐり抜けた挙げ句、会津藩士とともに 途方も無い苦しみを味わうことになります。
なんて声をかけてあげていいんだか、わかんないや。

● 第百八十三幕 「告白(後編)」





 












屋台にて帯刀した男が蕎麦をすする後ろ姿
やっと出た....。こんな些細なコマひとつに、どんなに胸が熱くなったことか。(たとえ屋台でも)どんぶりをもつ手も上品に揃っていて綺麗だし、汁をすすう口元も眩しい、その上 ずず.....という音がまた粋!蕎麦を食べてこれほど絵になる男は他に居るまい。
振り向く.....キレイ...
わぁ、この顔ってすごい美人(は?)。斎藤、しばらく見ない間にキレイになったね。な感じ。(蕎麦を食べたあとだからか?)これなら一般的に見ても蒼ちゃんにだって負けまい(私的にはいつだって一番格好いいが)。何をさせられても、何を言われても こんな顔で振り向いてもらえるなんて、張は幸せ者である。
「なんだ貴様は」
一瞥、あっという間に また蕎麦の汁に.....。彼がどんなに蕎麦を愛しているのかが見て取れる。でも、1週間も蕎麦屋を巡り倒した上「なんだ貴様は」だもの、張が少しだけ気の毒(<少しか.... 爆)。しかし、蕎麦屋の人もあんな金髪ホウキ頭で目立つ身なりの男がいきなり入って来て、店内を眺めた挙げ句に大阪弁でぼやいて出ていったらびっくりするだろうに。いや、案外 律義なところのありそうな張くんだから、ご丁寧にいちいち蕎麦食べてたりして...。きっと、蕎麦キライになったろうなぁ...。(くすくす)
「親父、ここに置いておくぞ」「へえ毎度」
(これって、単なる決まり文句じゃなくて、本当に毎度なんだろうなあ。)巻之七の蕎麦屋のおねいさんには、あんなに丁寧だったのに、屋台の親父にはこれかいっ。でもまぁ逆に、「ごちそうさまでした。お代はここに置きます。」なんて細目モードで言ったときにゃぁ、張がびびるだろうな。
「あたり前だ、殺しは全て俺の仕事だからな」
し、仕事だったのかぁ。趣味かと思ってました。
「志々雄事変最大最重要の事後処理。鋼鉄艦「煉獄」を売りさばいた武器密売組織の探索の件――――!!」
漢字ばっかりで中国語かと思ってしまった。さて、ここでもう煙草を咥えている斎藤さん、左手には既に愛用の手袋がはめられている(斎藤の左手に縫い目がなければだけど)。で、張が喋っている間に火をつけて吸いはじめているのが5コマ後(この顔も格好いいぞっ)。で、次のコマで右手に手袋をはめる........。これは、両方手袋をはめるまで煙草吸うのが待ちきれないのだろうか、それとも煙草を吸うよりも前に左手に手袋をはめなくては気がすまないのか?
うーむ。もしかして素手では煙草を吸わないようにしているのかなぁ。確かに煙草は指に匂いがつくものな。(そうすると愛しの蕎麦どんぶり持つ時にも匂いがするのかもしれないし。)うんうん、そのへんの拘りが彼らしいと言えば実に彼らしい。
「そうだな」 ニッ!!
いちいち、ニィッ!とか ニッ!とかつくのがかわいいな。それにしてもなんて 鼻筋が繊細(爆)なんだろう、アニメの鼻から蕎麦事件はきっと何かの間違いだ.....。

■ 巻之二十二 ■

● 第百九十三幕 「三局の闘い 其之二ノ三」

強さを極めた奴は皆
命懸けの人生の歩み手だった
左之ちゃんの瞼に焼き付いた斎藤.....(涙)
かわいいなぁ、左之助。それにしても この場合 好い奴、好かねェ奴、どちらに斎藤は分類されているのでしょうか。二重の極みは極めたとはいえ左之助にとっては借り物の奥義だったんですね。うん、いい感じだ、左之ちゃん。

● 第百九十六幕 「狼の紫煙」










 














??
狼の紫煙
こ、このタイトルはまさに あの男の登場を予告するものっ!「狼の支援」とか「狼の私怨」とかでも笑えていいのだが。
ザッ、とシルエットでまずは足だけ登場する一
ああ、この日をどんなに待っていたことか...。でも、脚がみじけぇ、ズボンが短い(しかもフレア)。この手の登場の仕方は斎藤の十八番と言えますね。ちょっとずつ部分的に出てきて、いかにもな仕種、いかにもな台詞、そしてアップみたいな。でも、いつもなら一コマ目のシルエットで、ああ、斎藤っっ!ってわかるのに、この脚の短さでは「署長さん?」(いや、彼の脚が短いって訳じゃなくて身長から言って)とか思っちまったぜ。
煙草を挟む指先、そして一言
ああ、でもこのコマでやっぱり斎藤ってのがわかる。きれいだ、この指先。そばのどんぶりを持つ時と同じくらい素敵。ほとんど煙草と変わらない細さっていうのもまた...。
出てきたと思ったらあっという間に脇へ追いやられる斎藤。
うわぁぁぁぁぁぁっっっ!!このまま次週へになったら許さねえぞジャンプ。
「フン、化物の分際でよく吠える。」
まだ、引っ張るかい。でも、もうこの口、この鼻、このすだれ、そしてこけた頬。あんたしかいないよな。それにしてもこの、オッケ−な感じの親指の立て具合がクスクスな一ちゃんである。
八ツ目や薫の危機はそっちのけで斎藤から目が離せない左之ちゃん(と恵さん)
左之ちゃん素直すぎるってば。生きていやがったとは夢にも思わなかったのでしょうか。殺しても死にそうにねえくせにって自分でも言ってたのに...。八ツ目に襲われているときの薫ちゃんの顔に汗は最高で二つ。それに比べてこの左之助、顔に三つ、更に首筋にまで一つ。よっぽど吃驚しているのがわかります。かわいぃ。
新撰組の中では唯一人不死身と呼ばれた男
誰がそう呼んだんだ斎藤?とつっこみたくなるのは私だけではあるまい。ようく見ると彼の背後に沖田くんや土方さんの霊がハリセンの一つも持って.....(新八さんが出て来てデコの一つも突いてくれるといいのだが)。そうか、ダイハ−ドか(そういやあ あれも警官だった)。でもちょっと斎藤らしくない台詞のような気がする。他にも、細目野郎、不良警官、スダレ頭、などと呼ばれたのは新撰組の中では唯一人だよ絶対。後光が射しているのは時尾菩薩の御利益であろう。どうでもいいが、そのアップの指先、いきなりごついぞ。
斎藤一!最強の援軍か!?それとも...
ここでいきなり「勝負だ、抜刀斎」とか斎藤が言うとでも思うのか編集部?
考えられそうなのは...
警察官として...。「高荷恵。阿片密造容疑でやっぱり逮捕するぞ」
あるいは「近所迷惑だから静かにしろ」
一応一児の父として...弥彦を抱き上げ無言で病院に運び去る。
でも、一番ありそうなのは左之ちゃんが「手前ぇ、斎藤っっ、勝負だっ!!」と言って飛び掛かり、医者として恵さんが必死に止めるのを斎藤が「やれやれ」とか言って煙草吸いながら笑って見てる。みたいな微笑ましいトリオコントだと思う。(あるかいっ)

早く巻之二十三が欲しいです!