掲載日:1997/08/07

鬼神丸っていい響きだ

池田鬼神丸国重の銘

斎藤の差料は、年表の「池田屋事件」のところにも書きましたが、ここでは少し深く突っ込んで 刀匠の国重について調べてみました。

国重
鬼神丸 摂津(現在の大阪)天和(1681〜1683) 新刀中上作
銘は「池田鬼神丸国重」「摂津住国重」などと切る
備中水田派、長兵衛という。二代河内守国助(中河内と呼ばれる)の門に入り 池田に住む。江戸、奥州その他各地でも作る。刃文は大乱れなど。
業物

業物と言うのが、いかにも斎藤らしいではありませんか。彼は なかなかの目利きであったと言われていますので、きっと物凄い切れ味の刀だったのでしょうね。

ここに掲載した画像は、もちろん実際に斎藤が使った刀のものではありませんが、ほぼこれと同様に銘が切られていたと思いますので載せてみました。

斎藤一が使用した刀は残念ながら残っていないそうです。




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